宮古の風便り

ある宮古島移住者の視点から
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久し振りの台風
台風9号でなぎ倒されたキビ



台風9号が、台湾と与那国島のあいだを、ゆっくりと迷走しながら立ち去った。

台風の速度がゆっくりで、先月30日から4日間、風速15メートル以上の強風域にさらされた。

しかし、おかげで(?)各地にまとまった雨が降り、干ばつの解消につながったようだ。


台風は、海洋を撹拌し海中環境に刺激をあたえ、また多くの雨をもたらしてくれる。

ひさしく降雨の少なかった宮古島の農家さんにとって、何よりの贈り物。



被災者のなかったことも幸い。 まぁ、宮古の人にとってはこの程度の台風ではまったく
問題ないのだが。

キビたちもロール現象を起こし体内の水分蒸散をおさえて干ばつと闘っていたが、この台風のおかげで、すこし元気をとりもどしたよう。



これからは、台風の季節である。 期待したいし、期待したくない。 










| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(3) | - |
台風避難のバナナたち
台風避難のバナナたち


台風9号の接近による強風対策を始めている。

まず、最初に引っ越してきたのはバナナの苗たち。 引っ越した場所はぼくが伐開した自然のナーセリ―内。


バナナの苗は、あとこの3倍ほどはあるのだが、かれらが一番乗りである。

ご存知のようにバナナは、強風にとても弱く、まずかれらを避難させたわけ。

木漏れ日の林床で、気持ちよさそう。



台風が襲来する前の避難対策と、去った後の再設置。 台風襲来地の宮古ではこうした作業を淡々とこなす。

台風とともに生きてきた彼らの忍耐強さには、おおいに見習うところ大なのだ。











| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(0) | - |
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