2012.08.06 Monday
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宮古の風便りある宮古島移住者の視点から
2007.07.27 Friday
キビもグッタリ
連日の炎天である。 旱魃のつづく畑で、キビがまいっている。 キビは水が切れると先ず葉の縁が波打ってくる。 つぎに、こうべを垂れ、葉を丸める。 これをロール現象というそうな。 これは東京農大のまえのキビたち。 今年の春に植えられた「春植え」である。 まだダメージはないよう。 一時的なスコールはあるが、それにしても雨が降らない。 炎天を見上げてみた。 2007.07.26 Thursday
ひさびさのスコール
ひさびさのスコールである。 みなみの島のスコールは、青天にわかに掻き曇り・・・といった風情ではない。 しまのコトバに「かたぶり」という。 こちらは晴れているのにあちらは降っている、そんな降りようをいう。 城辺のほうは降って平良のほうは青天といったことが、またその逆がよくある。 漢字で書けば「片降り」となろう。 おもわず凄いスコールに見舞われる。 朝洗濯をして外出するようなときは注意しなければいけない。 しかしひさびさのスコール。 植物にはなによりの贈り物だろう。 畑のキビは葉が巻く現象が起こりつつある。 もっと降ってくれないかと天を仰ぎたくなる。 ひさびさのスコールはひとにもいっときの清涼感をもたらしてくれる。 生き返る気分にしてくれる。 2007.07.25 Wednesday
清透な大洋(うみ)
おおきな海原をまえにして、佇んでみる。 このおおきさの前に、この清らかさのまえに、ぼくはちいさな自分に向き合っている。 向き合ったちいさな自分が、かぎりなくイトオシイと感じる。 ことばはいらない。 2007.07.24 Tuesday
朝の保良(ぼら)ガー
朝の保良ガーの風景である。 毎週一度の湧水のサンプリングで毎週訪れている保良ガー。 見下ろすと、浜辺には色とりどりのシーカヤックが並べられ、 たびびとらしい二人の女性が写真を撮りつつ散策している。 いつみても、ホッとする風景である。 まばゆい陽光のなかに大洋がある。 どこまでも清透な海である。 2007.07.23 Monday
風送塩測定装置
周囲の大洋から風によって運ばれる塩、「風送塩」の測定の装置である。 ここは、宮古島の“水瓶”白川田の流域内。 我われの“水瓶”のうえにいかほどの、いかなる種のものが、飛んできているのか。 それを調べる装置である。 写真では判りにくいのだが、手前の三脚のポール状の先にはフィルターが取り付けられており、 海からの飛来物を微小の世界で測定するもの。 うしろの筒状の装置は降雨を測り、そのなかに含まれている微小物の測定をしている。 海からの風によってもたらされる塩は、「塩害」として承知されているが、「塩益」もあるのでは、 そうわが師匠は考えているのだ。 作物にとって重要な極小ミネラル等は、海からもたらされる貴重なプレゼントでもある。 こうした調査や測定を手伝っている。 おかげで、いまは充実した島生活を送っている。 2007.07.22 Sunday
錆びた車におもう
大洋のなかにポツンと浮いた孤島は、吹き込んでくる風がもたらす塩分も半端ではない。 顕著なのは車のボディーである。 これらの写真は市街地のスーパーで見かけた犠牲車である。 一番にやられるのは、やはりルーフのようだ。 そしてボンネットやワイパーそれにドア回りがひどい。 とくに台風が去ったあとは、車の水洗いは必修である。 塩水で洗われたボディーはすぐ錆びが浮いてくる。 これも、みなみの島で生きていく知恵であろう。 しかし、以外にその成り様に無頓着な車もおおい。 車は、ひとを乗せて動いてくれる道具。 そう達観して乗りつぶすひとも多いのでは。 ぼくもどちらかというと、そのひとりだろう。 しかし、動いている車も外見に頓着しない宮古びとのよう。 それにしても、風送塩のすごさである。 2007.07.21 Saturday
のどかな境界線
福北の圃場整備をされた土地に、うえのような境界が作られていた。 宮古島では以前から、農地の境界は何本かの廃タイヤを半分埋めて、境界としてきたようだ。 新しくできた圃場にも廃タイヤを埋めて境界としている(写真ではわかりにくいが)。 廃タイヤ以外に、センネンボクの苗木が数本まだらに植えられている。 のどかな景色である。 宮古びとのおおらかさが伝わってくる。 こうした景色を見ると、至上のよろこびを感じてしまう。 イイナァと頷いてしまう。 2007.07.20 Friday
城辺の図書館
連日の熱帯夜は、本を読んでその暑さを凌いでいる、と言えばすこしキザっぽい。 でも、掃き出し窓の網戸の内側に扇風機を廻すと、外の涼しい大気がいくばくか涼をくれる。 それで、連夜寝付くまで本を読んでいるのだが、その本を借りているのが旧城辺町立図書館、いまは宮古島市立。 この田舎の図書館、じつに気に入っている。 いや大変お世話になっている。 田舎の図書館といっても侮ってはいけない。 ことに地元の郷土史や沖縄にかんする書籍は豊富である。 一度に4冊まで借りれて、読んだ本から返してまたあたらしく借りている。 いまは、楽しみのひとつが読書といった生活を淡々と過ごしている。 それにしても、言いたくないけど「アツイ」夜がつづく。 でも半端でないアツサは、かえって気持ちがいい。 2007.07.19 Thursday
最南端の?
宮古島にもコンビニはある。 ホットスパーやファミマである。 下地を走っていて立ち寄ったコンビニに、うえのような看板が駐車場のすみにあった。 おもしろいので、ついパチリ。 看板には、顔を入れる穴があけられていて、「日本で一番南の」と大書しているでは。 まてよ、みなみの石垣島にはファミマはなかったっけ? とついおもってしまった。 これも宮古びとの商魂の発露かと、ほほえんで見た。 ( それに、“〜であるさいが”って言うのかな? ) 2007.07.18 Wednesday
「保良(ぼら)ガー」のプール
海宝館の駐車場から下る急な斜路がある。 その斜路の途中にこのプールはある。 このプールの奥に湧水があり、「保良ガー」と呼ばれる。 「ガー」とは湧水のことである。 この斜路を下ると有名な保良ガーの浜に降りられる。 うつくしい浜である。 この湧水からの豊富な水でいつも満たされているプールだが、利用者を見たことがない。 すぐ下にうつくしい浜があるのだから、旅行者は浜で遊んでいる。 もっともだろう。 このプールは、もちろん無料。 むしろ熱帯夜の寝苦しい夜は、人気のない露天風呂にもなるのでは、そんなふうにもおもえてくる。 それにしても、もったいないハナシである。 |
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