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宮古の風便りある宮古島移住者の視点から
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2006.12.18 Monday
井戸跡のこと
地下水を汲み上げて飲用はもちろん生活用水としていた。 その当時の名残りの井戸の跡がある。 さまざまなところで見受けることができる。 いまは上水道が整備されて、蛇口をひねると勢いよく水しぶきが噴出してくるが、 当時は井戸枠のポンプを何度も上下して、汲み上げたのだろう。 いまは使われなくなった井戸も埋めないで残している。 あれは、黒澤明の『赤ひげ』だったか、いまにも死にそうな病人をかかえた長屋で、 おかみさんたちが長屋の井戸に顔を埋めて、死んでいこうとする病人の名前を連呼して呼び戻そうとするシーンがあった。 かつては、井戸は死の国とつながっていると考えたのであろう。 こちらの使わなくなった井戸も煙突様のパイプを突き刺したり、井戸蓋に穴を開けたりして、井戸をつぶしてしまわないように配慮している。 「イキ」ができるようになっているのだ。 井戸を通してみえる世界がある。 いまの水道の蛇口からは、はて何がみえるだろうか。 そんなことをおもってみた。 コメント
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