宮古の風便り

ある宮古島移住者の視点から
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青年の旅立ち
ジャイカ研修生のふたり


 春は、旅立ちの季節である。 ことに若者たちが旅立っていくすがたはカッコイイ。
東京農大宮古亜熱帯農場で研修をおえた若者ふたりも、雄雄しくはばたいていった。

むかって左が谷口くん、右は酒井(さかい)くん。 
谷口くんは北海道出身で任地はマラウィー、酒井くんは福井出身で任地はパラグアイ。

6ヶ月の研修をおえ、2ヶ月の語学研修を済ませるとあこがれの任地がまっている。
ふたりがつくったメロンの味は忘れることはないだろう。
いっしょに飲んだ泡盛の味とともに。

頑張らなくていいから、楽しんでこいよ、二人に贈ったエールである。
みなみの島も吹き込む風の向きもかわり、あついあつい季節がすぐにやってくる。
谷口くん、酒井くん、君たちの任地によろしく。



| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(8) | - |
七又(ななまた)の風力発電
七又の風力発電


 七又の風力発電の風車施設が、無くなって久しい。
2003年の9月、台風14号によって、倒壊。
その後、沖縄電力が構造計算を再考して設計したのが、これ。

 工事中をおじゃました。
以前よりは、羽根が短くなった感じがする。
また羽根のさきにちいさな突起がついている。
あたらしいランドマークが出来てうれしい。



| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(4) | - |
連日の強風
強風で傾いたキビ


 ここ連日、強風がつづく。 ときにはものすごい勢いで雨が襲う。
あたかも、台風の襲来か? とネットで台風情報をみるが、台風はきていない。
8月にはいって、天空を雲が被う日がつづいている。

 7月の青い空がいまは、雲天の日々。 キビにとってこの雨はありがたい。
強い風でキビは倒れている。 でも数日すれば屹然と天を刺す。 
みなみの島のいつもの光景である。




| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(3) | - |
新しい説明板
野城ガーの説明板


 野城(ぬぐすく)ガーにいくと、見慣れない石碑が建っていた。
宮古島市になって(宮古島は2005年の秋に市町村合併をしたのだが)、
いままでの行政区分で別個にやっていたこうした文化財の説明板も統一していっているのだろうか。

 見慣れない真新しい説明版は、宮古のトラバーチンで出来ていて、重厚である。
説明は英語・ドイツ語・中国語も併記され国際的。
野城(ぬぐすく)ガーをおおうアコウの新緑をバックに、新しい石碑が映えている。




| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(0) | - |
キビもグッタリ
キビ畑


 連日の炎天である。 旱魃のつづく畑で、キビがまいっている。 
キビは水が切れると先ず葉の縁が波打ってくる。
つぎに、こうべを垂れ、葉を丸める。 これをロール現象というそうな。

 これは東京農大のまえのキビたち。 今年の春に植えられた「春植え」である。
まだダメージはないよう。 一時的なスコールはあるが、それにしても雨が降らない。 炎天を見上げてみた。






| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(3) | - |
ひさびさのスコール
雨雲とバナナの葉


 ひさびさのスコールである。 みなみの島のスコールは、青天にわかに掻き曇り・・・といった風情ではない。
しまのコトバに「かたぶり」という。 こちらは晴れているのにあちらは降っている、そんな降りようをいう。
城辺のほうは降って平良のほうは青天といったことが、またその逆がよくある。
漢字で書けば「片降り」となろう。

 おもわず凄いスコールに見舞われる。 朝洗濯をして外出するようなときは注意しなければいけない。
しかしひさびさのスコール。 植物にはなによりの贈り物だろう。
畑のキビは葉が巻く現象が起こりつつある。 もっと降ってくれないかと天を仰ぎたくなる。
ひさびさのスコールはひとにもいっときの清涼感をもたらしてくれる。 生き返る気分にしてくれる。

 



 
| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(1) | - |
清透な大洋(うみ)
清んだ海


 おおきな海原をまえにして、佇んでみる。

このおおきさの前に、この清らかさのまえに、ぼくはちいさな自分に向き合っている。

向き合ったちいさな自分が、かぎりなくイトオシイと感じる。

ことばはいらない。




| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(1) | - |
朝の保良(ぼら)ガー
午前の保良ガー


 朝の保良ガーの風景である。 毎週一度の湧水のサンプリングで毎週訪れている保良ガー。
見下ろすと、浜辺には色とりどりのシーカヤックが並べられ、
たびびとらしい二人の女性が写真を撮りつつ散策している。
いつみても、ホッとする風景である。
まばゆい陽光のなかに大洋がある。 どこまでも清透な海である。 




| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(0) | - |
風送塩測定装置
風送塩測定装置


 周囲の大洋から風によって運ばれる塩、「風送塩」の測定の装置である。
ここは、宮古島の“水瓶”白川田の流域内。 我われの“水瓶”のうえにいかほどの、いかなる種のものが、飛んできているのか。
それを調べる装置である。 

 写真では判りにくいのだが、手前の三脚のポール状の先にはフィルターが取り付けられており、
海からの飛来物を微小の世界で測定するもの。
うしろの筒状の装置は降雨を測り、そのなかに含まれている微小物の測定をしている。

海からの風によってもたらされる塩は、「塩害」として承知されているが、「塩益」もあるのでは、
そうわが師匠は考えているのだ。
作物にとって重要な極小ミネラル等は、海からもたらされる貴重なプレゼントでもある。
こうした調査や測定を手伝っている。 おかげで、いまは充実した島生活を送っている。




| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(0) | - |
錆びた車におもう
かなり年季の入ったボンネット赤く錆びたボンネット


 大洋のなかにポツンと浮いた孤島は、吹き込んでくる風がもたらす塩分も半端ではない。
顕著なのは車のボディーである。 これらの写真は市街地のスーパーで見かけた犠牲車である。
一番にやられるのは、やはりルーフのようだ。 そしてボンネットやワイパーそれにドア回りがひどい。



変色したボンネットブツブツに錆びたルーフ


 とくに台風が去ったあとは、車の水洗いは必修である。 塩水で洗われたボディーはすぐ錆びが浮いてくる。
これも、みなみの島で生きていく知恵であろう。 しかし、以外にその成り様に無頓着な車もおおい。



穴のあいた軽四の荷台ドアかなりやられたルーフの拡大


 車は、ひとを乗せて動いてくれる道具。 そう達観して乗りつぶすひとも多いのでは。
ぼくもどちらかというと、そのひとりだろう。 しかし、動いている車も外見に頓着しない宮古びとのよう。
それにしても、風送塩のすごさである。



| 竹井 章 | 沖縄/宮古島 | 00:00 | comments(2) | - |
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